プロフィール


 中学2年の時テレビのジャズフェス放送で見たドラマーのレオン・チャンクラーの演奏に感銘を受けドラムを始める。高校時代はロックバンドを数バンドを掛け持つ。高校卒業後、河合楽器ピアノ調律技術者養成所(静岡県浜松市)でピアノ調律技術を習得。卒業後、河合楽器ピアノサービスセンター(福岡県久留米市)に入社しピアノ調律師となる。この頃はピアノ調律師の傍らライブセッションを重ねる。

 

 尊敬するドラマーのスティーブ・ガッドが米陸軍軍楽隊出身であることを知り、本格的にドラムの技術を習得するには日本では自衛隊の音楽隊で学ぶことも出来ると考え、22歳で自衛隊音楽隊のオーディションを受け合格し福岡の第4師団音楽隊に入隊。打楽器全般の技術習得とプロドラマーとしての演奏活動が始まる。

 

 2年後、陸上自衛隊中央音楽隊に抜擢され拠点は東京となる。

 

 中央音楽隊での演奏活動は多岐に渡るが、国賓・公賓に対する特別儀仗で迎賓館赤坂離宮や皇居での儀礼演奏、オリンピックでのファンファーレや国歌演奏等の国家的行事での演奏。吹奏楽関係のCDレコーディング。都内で行われる定期演奏会。日本武道館での音楽祭。全国ツアー。ビッグバンドジャズでは今までに大野えり、チャリート、サーカス、ケイコ・リー等と共演。海外の音楽フェスティバルへ参加では韓国、フィンランド、アメリカ、イギリス等へのツアー。中学、高校、大学の 吹奏楽部への指導。また東日本大震災で被災された方々への慰問演奏も経験する。

 

 2020年3月に早期退官し、地元福岡県福津市で独立。日本で最初のサルサバンドのオルケスタデルソルの創始者でラテンパーカッション界の重鎮、そして日本のドラムサークルの重鎮でもあられる橋田’’ペッカー’’正人主催の養成塾でビートオブサクセストレーニングビート®ベーシックトレーナを取得。

 Vilage Music CirclesRhythm Reunion Video Projectに参加。

 

 打楽器は音楽経験や知識が無くても、幼児からシニア世代まで、年齢、国籍、障がい、を越えて、誰もが即興リズムアンサンブルで心を一つにすることができる。言葉を使わない、人間の共通言語のようなもの。打楽器未経験の方々にも即興リズムアンサンブルを楽しんでいただきたい!

 また最近の研究ではリズム運動をすることにより脳内セロトニンが活性化され免疫力が高まる効果があることや、認知症の高齢者にドラムコミュニケーションプログラム(ドラムサークル)を実施すると認知機能と身体機能が向上するということも実証されており、現在は多くの方々の健康にも繋がるドラムサークルの普及に力を注いでいる。